これまでの4回で、バリア機能を正常に保つこととターンオーバーを正常に保つために、
「保湿」と「お肌を清潔に保つこと」をお伝えしました。
今回は、基本編の最後となる第5回「紫外線対策」です。
1)紫外線対策の基本は日焼け止め
紫外線対策の基本アイテムと言えば、日焼け止めやUV化粧下地です。
これらのアイテムを選ぶときは、UVBを防ぐ指標であるSPF値だけではなく、
UVAを防ぐ指標であるPA値にも注目することが大切です。
日本皮膚科学会によると、その目安は次のとおりです。
● 冬、春、秋の日常生活や軽い屋外活動なら、SPF10、PA+でも十分。
● 一方、夏の晴天下のスポーツなどまで防ぐなら、SPF30以上、PA+++が必要。
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2)紫外線による影響は?
紫外線は、放射線に近いものなので、紫外線を浴びる量に比例して、疲労が大きくなります。
また、免疫が落ちて、単純ヘルペスになったり、ひどい場合は
皮膚の深いところから皮下脂肪組織にかけての細菌による化膿性炎症である
蜂窩織炎(ほうかしきえん)になることもあります。
紫外線ケアをすることで、ある程度体温上昇を防ぎ、熱中症の危険から回避することもできます。
3)紫外線の強さ
紫外線は、地域、季節、高度、場所によって強さが異なることも、知っておいたほうが良いでしょう。
4)紫外線の防ぎ方
紫外線防御の方法は、物理的防御、全身的防御、日焼け止めなど、さまざまあります。
物理的防御としては、衣類による防御も大切です。
デニムのジーンズは、0.1%しか紫外線を透過しないので、夏場などは素足を出さずに、
ジーンズを穿くことをおすすめします。
日焼け止めは、しっかり塗らないと効きませんので、しっかり塗りましょう。
全体に1回塗ったあっと、鼻などの日焼けしやすい部分にもう1度塗って下さい。
そうすると、例えば、1時間程度運動して汗をかいた後でも、日焼け止めが50%~60%残っています。
5)ナールスでおすすめの日焼け止めは?
さて、ナールスで紫外線対策と言えば、ナールスゲン推奨濃度配合のUV化粧下地「ナールス ヴェール」。
ナールス ヴェールは、30代以上の女性のための、敏感肌でも使えるようなお肌に優しいタイプです。
赤ちゃんでも使えるほど優しいのに、SPF40、PA+++という高いUVカット力も兼ね備えています!
さらに、独自処方で、お肌につけているのを忘れるほど軽いテクスチャーです。
ナールスゲン推奨濃度配合日焼け止め&UV化粧下地「ナールス ヴェール」
6)動画で学ぶ紫外線対策
7)エイジングケアアカデミーで学ぶ紫外線対策
紫外線対策や日焼け止めの記事をたくさんご覧いただけます。
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次回から、いよいよ「美肌実現アドバンス編」がスタートします。
「顔のたるみを防ぐ姿勢と歩き方」「上手に良い水を摂って潤い美肌へ!」、 「アロマセラピーで心もからだ・お肌を健やかに」、「良い睡眠で美肌と輝く毎日を!」、「良い眠りを叶える食べ物・カラダとお肌が潤う食べ物でエイジレスな美肌へ」の 5つについて、各テーマのプロフェショナルが監修し、また動画でワンポイントレクチャーをお届けします。
お楽しみに!
<参考文献・参考図書>
皮膚科専門医が教える やってはいけないスキンケア 檜垣祐子(東京女子医科大学教授 同附属女性生涯健康センター副所長)
吉木伸子が教える 本当に正しいアンチエイジング大辞典 吉木伸子